再生可能エネルギー

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再生可能エネルギーとは

再生可能エネルギー(Renewable Energy)とは、石油や石炭、天然ガスといった有限な資源である化石エネルギーとは違い、太陽光や風力、地熱といった地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギーのことです。

その大きな特徴は、「枯渇しない」「どこにでも存在する」「CO2を排出しない(増加させない)」の3点。

再生可能エネルギーとは何ですか? | よくあるご質問 [関西電力]

再生可能エネルギーの課題・問題点

安定的な再生可能エネルギー供給網作り

不安定な電力では経済活動、社会生活すべての大きな影響を与えてしまいますので、安定的に電力を供給できる仕組み作りが欠かせません。

しかし、太陽光を電力に変換したり、風力を電力に変換したりなど、自然界のエネルギーを利用しますので、人間が望むタイミングで望む量の電気を得ることができません。

太陽が燦燦と照る日もあれば、雨天が続く時もありますので、どうしても得られる電力が一定しません。

安定的に電力を得ることが難しいというのが、再生可能エネルギーを活用するうえでの大きな課題となっています。

蓄電池を活用する仕組みの構築

再生可能エネルギーを活用するうえで重要な役割を担うのが蓄電池です。

多く電力を得られた時には蓄電池に蓄え、電力が不足し始めたときには蓄電池内の電力を活用することで電力の安定供給を目指します。

また、太陽光パネルと蓄電池を有する複数の家庭でつないで、蓄電池内の電力を分け合って安定的な電力供給を目指すシステムを仮想発電所と呼びます。

それを実現するために次のような動きがあります。

EV電池を家庭用蓄電池としての利用を検討

トヨタが電気自動車に使用している車載電池を再利用する蓄電の仕組みの構築を進めています。

電気自動車に利用している蓄電池を、家庭用蓄電池としても利用できるように規格の整備する。被災時などで電力網が寸断されたが電気が必要な状況において活用できる仕組みづくりを進めるというもの。

EV電池の利用場面を増やすことで需要を伸ばし、EV電池の生産量を増やしコスト削減につなげていく狙いがある。

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テスラ社が低価格の蓄電池の供給予定

テスラ社が提供する蓄電池の価格がグンと低下し始めていて、十分に採算に見合う基準にまで低下しています。

蓄電池と太陽光パネルで生成する電気が、電力会社から買うよりも電力より高価であることが普及の妨げとなっていましたが、テスラ社の蓄電池は十分に採算に合う価格での電力提供が可能となるレベルです。

性能が良く、求めやすい価格で高い採算性の蓄電池が市場に出ると、一気に再生可能エネルギー活用の環境が前進します。

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太陽光パネルの軽量化

太陽光パネルの軽量化が課題となっています。

もし太陽光パネルが軽量化されれば、太陽光パネルを屋根の上だけではなく、自動車の上、ビルの壁面、ドローンの本体などなど、様々な部分に貼り付けて電力を得る仕組みを構築することができます。

今、その開発に国が支援する動きが出ています。

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再生可能エネルギーの理解が深まる書籍

再生可能エネルギーが社会のどのような影響を与えるのか。ビジネスにどのような影響を与えるのかなどを深く理解するための書籍を紹介させていただきます。

日本は再生可能エネルギー大国になりうるか

独立行政法人科学技術振興機構元理事長、現顧問。東京大学大学院修士課程、マサチューセッツ工科大学博士課程修了。東京大学工学部教授、を経た経歴を持つ日本を代表する工学系のエキスパートですの著者。

そんな著者が、旧来のエネルギーから再生可能エネルギーへと移行しつつある今を基点に、過去を検証し、未来を予測されている一冊です。

日本は再生可能エネルギー大国になりうるか (ディスカヴァーサイエンス) (DISCOVER SCIENCE)
日本は再生可能エネルギー大国になりうるか (ディスカヴァーサイエンス) (DISCOVER SCIENCE)

世界の再生可能エネルギーと電力システム 電力システム編

京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座 特任教授の著者が書かれた再生エネルギーと現在の電力システムについて比較しながら解説してくださっている一冊です。

日本国内だけではなく、世界とも比較し、データを用いながら解説している骨太な一冊です。

世界の再生可能エネルギーと電力システム 電力システム編 (NextPublishing)
世界の再生可能エネルギーと電力システム 電力システム編 (NextPublishing)

まとめ

火力発電などの資源に限りがある発電方法は、環境の面であまり良いものではない。環境にやさしいエネルギーを作っていこうよという事で世界中が動いています。

太陽光、風力、水力などのエネルギーを上手に電力に変換して、それを活用していきましょうということで、官民一体となって頑張っている最中です。

そこで大切なのが、電力を蓄電する仕組みづくりです。
電力を蓄電できる仕組みを構築できれば、あとはその蓄電した電力を上手に活用することで安定的な電力源として活用することが現実的になります。

そのためには技術的な部分、価格的な部分、法的な部分などでクリアしなくてはいけない課題がまだありますので、1つずつ前進していっている最中です。

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